【2021年9月最新】TDC week6【事業立案スキル】事業立案ができたら周りに聞いてみよう|実践編[ニーズ調査/デプス調査・ペルソナ設定]【起業】【副業】
こんにちは、さあ今週もやっていきましょう!
今回でweek6となりました!
前回では、「ニーズを正しく理解する」にための考え方について紹介しました。
ここまで事業を考えてある程度の形をつくってみたというアナタ!!!
いざ出来たはいいものの、やはり「これが正しいのか?合っているのか?」という不安はなくなりませんよね。
しかし、ビジネスに正解はありません。
これを書いている僕でさえ、今考えている事業にお客さんはいるのか、やっていけるのかと不安です。
では、なぜ不安がつきまとうのか?
それは、これまで「あなたひとり」で考えてきたから。
ということで、今回は「事業をつくったあとにやるべきこと」についてのお話をします。
結論、デプス調査を行って周りの反応を知るということです。
では、なぜデプス調査が必要かというと理由は3つあって
1.ニーズを整理できる
2.ペルソナを設定できる
3.市場規模を知ることに繋がる
です。それぞれ細かくお話していきますね。
ニーズを整理するとは?
まず、あなたはここまで自身のアイデアを形にしてきました。
すなわち、一人で考えてきたため周りの声がわからないことで不安が生まれるのです!
そのため、次のステップとして、周りの声を聞いてニーズがあるのかといった市場規模を把握していきましょう。
この市場規模を正確に図るためには、ニーズ調査が必要となってきます。
そして、それだけではなく、ここで行うニーズ調査は、サービスを展開する上でも以上に大切な要素となってきます。
何を聞けばいいのか
では、どのようにニーズ調査を進めていけば良いでしょうか。
結論、「こんなサービスがあったらどうか」を聞いて、そのさきにあるカテゴリーわけを行いましょう。
比較的簡潔ではありますが、率直に聞いてOKです。
カテゴリーわけをしよう
重要なポイントとして答えてくれた人が、どのような人なのかといったカテゴリーわけを行いましょう。
学生なのか、社会人なのか、フリーターなのか。
男性なのか、女性なのか。
項目は自由ですが、細かすぎるとカテゴリーわけができなくなってしまいます。
この時点では、大枠で考えてください。
そして、ニーズ調査を行うときは、ターゲットとしている人以外にも実施してください。
これは、できるだけたくさんのデータをとることが目的です。
あなたは、1つのサービスを作って終わりではないはずです。
その後に展開するサービスや既存サービスの改善時に、有力なデータとなってきます。
ペルソナの設定はこうしろ!
では先程のニーズ調査を踏まえて、ペルソナ設定まで持っていきましょう。
ですが、その前に必要なことが1点あります。
それは、デプス調査です。
デプス調査はこの通りにしろ!
ニーズ調査の結果、特定のニーズが確認できたカテゴリー層を呼んで、直接対面でもっと深堀ってヒアリングを行います。
ここで覚えておいて欲しいのが、直接対面と電話やオンライン対面は深ぼることができる内容に差が出てきます。
どうしても直接対面ができないときは、この点を気をつけておいてください。
ちなみに僕の場合、面識がない不特定多数の方へニーズ調査とデプス調査を行いました。
僕の経験から学んだことやアドバイスについては、本記事の最後に紹介します。
デプス調査を行う意図としては、あなたの憶測が正しいかどうかを知ることです。
ニーズ調査でカテゴリーわけをした人たちが、「なぜ必要としているのか」あなたなりの仮説を立てて検証してください。
これにより、あなたが”なんとなくいけるだろう”と思ってたことに確証を持てる、もしくは修正点が見つかるといった発見が生まれます!
デプス調査の流れも紹介しますので、参考にしてください。
デプス調査の流れ
❶スモールトーク :リラックスさせる
❷ライフスタイル質問:趣味、家族構成
❸ワンアヘッド質問 :年収、経済状況
❹聞きたいことに対しての回答をもらい、WHYを3回聞くような質問を繰り返す
※インタビュー中に重要なことは、ポロっと口にした言葉などを必ずメモする
※必ず自分のサービスなどは最後に紹介
この流れの構成としては、相手の本音を引き出せないと意味がないので、最初はリラックスしてもらうために簡単な質問をします。
その際に、あなたについての情報や自己紹介をして(自己開示)相手へ安心感を与えてください。そしてある程度の緊張感を解けたら、最後に詳しく話を聞いていきます。
さて、デプス調査についてはこの手順でやっていただければと思いますが。
これで終わりではありません!
デプス調査の結果をもとに、ペルソナ設定を行いましょう。
ペルソナ設定は〇〇をまとめる
ペルソナ設定をするには、デプス調査を終えて一番共通点がある部分を持つ人物像をまとめて架空の人物を作り出します。
ペルソナ設定ですので、実在する人でなくて大丈夫です。
ちなみに、事業立案などで行うプレゼンでは、このペルソナから逆算して市場規模を割り出します。
市場規模を把握してローンチ
メンタルアカウンティングを理解しろ
市場規模と聞いて、あなたは市場規模の計算はどうすればいいのかお分かりでしょうか。
ネットにもある計算式で正しいことは正しいのですが、、、。
1つ、抜けていることがあるんです。
それが、メンタルアカウンティングです。
メンタルアカウンティングとは、人それぞれに「何にならお金を使っていいか、何にならケチるか」ということです。
改めて市場規模を構成している物を整理すると、
(ペルソナ×同様人物)× 利用意向 × メンタルアカウンティング = 市場規模
となります。
ペルソナ×同様人物:ペルソナと同じ調査を持つ人の人数
利用意向:例えば100人にデプス調査を行った中で、使うと答えた人数
メンタルアカウンティング:利用意向とは別に、ニーズに関係なくこのサービスの価格にお金を出すと答えた人数の割合
僕の場合は、このように区別しています。
これにより、正しい市場規模を把握することができます。
普及曲線を理解しろ
いよいよ、市場規模を把握して勝負するところを決めたら終わりでしょうか?
例えば、市場規模60億円の市場にサービスを出したとしましょう。
ローンチ直後から60億円をとることができるわけではありません。
というのも、市場への浸透には順序があります。
それが、
イノベーター → アーリーアダプター → アーリーマジョリティ → レイトマジョリティ → ラガード
という順番です。
これは、普及曲線という理論からもすでに当たり前となっている考え方です。
ローンチしたはいいけど思った通りにはいかない、といった壁にぶつかることもあります。そのため、ここまでをしっかりと把握しておく必要があり、市場規模を整理する際には気をつけてください。
ここまでをまとめます。
事業立案ができたら、まずは、ニーズ調査で幅広いターゲットの意見を聞き、特定のニーズを持つカテゴリー層を知ること。
次に、デプス調査であなたの憶測が正しいのかを照らし合わせること。
そして、ペルソナ設定で正しい市場規模を把握すること。
さて、ここまで整理することができれば、意見を踏まえて事業の修正・改善をしましょう。
それができれば、いよいよサービスのローンチです。
しかしあなたは、ローンチしたあとどうすればいいのか。
ここでも新しい悩みが生まれるのではないでしょうか?
もし、サービスをローンチしたあと売るための仕組みを知りたい!などがあれば、次回以降のブログで詳しく説明していきますので、みてみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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