読書だけでは意味がない⁉自己成長に繋がる!脳科学から見るアウトプット【アウトプット大全】【樺沢紫苑】

今回は、アウトプットにまつわる内容を書いています。

アウトプットといえば、 

  • 意見をうまく伝えたい 
  • 交渉や営業が得意になりたい 
  • 良いアイデアが浮かぶようになりたい 
  • 仕事や勉強の成果を出したい

このような悩みを解決する手段でもあるのです。


こういった悩みを持っている方に向けて、
このブログを読むことでアウトプットが
なぜ必要なのか”ある本”を元に脳科学
裏付けされた理由とともに、
明日から実践していくための方法について紹介していきます。

今回、ブログを書くにあたって参考にしている”ある本”とは...

『アウトプット大全 (樺沢紫苑)』

僕自身、正直あまく見ている部分もありましたが、
自分の行動を振り返ると確かにアウトプットが
必要なんだと感じてばかりの内容でした。(笑)

 

 

 


アウトプットは大切。脳科学から考える、インプットとアウトプットの関係性

まずはじめに、インプットとアウトプット
について確認しましょう。
インプットとは、読む聞くといった脳の中に
情報を入れること。(=入力)
アウトプットとは、話す書く行動するといった
脳の中の情報を処理し、外界に出力すること。

あなたはこんな経験はありませんか?
感動するドラマや映画を見たり、
本を読んだりしても1週間後2週間後には
内容をすっかり忘れてしまっていることなんて...。

このことからも言えるように、
人間は忘れていく生き物です。

そのため読書をしたり、授業を受けたりという
インプットをしても、「わかったつもり」
になっているだけで、実際には知識や
記憶として定着をしていないのです。

では、定着させるにはどうすればよいのか。
その答えがアウトプットに繋がるのです。

脳科学のさまざまな実験からも導き出されているように、
インプットしたままでは「自己満足」で
終わっていた情報を、実際にアウトプット
することではじめて「自己成長」へと変わるのです。

アウトプットのメリットを6つ紹介してあります。

  1. 記憶に残る
  2. 行動が変わる
  3. 現実が変わる
  4. 自己成長する
  5. 楽しい
  6. 圧倒的な結果が出る!

 

人生の成功法則。それが「アウトプット」

本書では、運動性記憶と長期記憶を
カギとして能力を引き出すアウトプットの
80の方法を「話す・書く・行動する」の
3つに分けて紹介しています。

TALK~科学に裏付けられた、伝わる話し方~

アウトプットが苦手という方も多くいるでしょう。
そんな人が何から始めればいいのか。
まずは、「話す」ことから始めてみましょう。

話すということは、あなたが呼んで聞いた
情報に対して、あなたの考え、思考、
想いなどが、言語化されて外界へ吐き出される。
これだけでも、脳は活性化し、記憶の増強、
定着にも大きく貢献しています
さらに本で例えると、「感想を話す」ときのコツは、
「自分の意見」「自分の気づき」をひとつでいいので盛り込むこと。
あなたがどう思い、どう感じたのか?

そこに「あなたらしさ」が盛り込まれると、
あなたの「話」に価値が生まれ、
耳を傾けたくなるのです。

―WRITE能力を最大限に引き出す書き方~

アウトプットの基本は、「話す」「書く」です。
「話す」ことに比べて「書く」ことの方が、
圧倒的に記憶に残り自己成長を促します。

では、なぜそんなにいいのでしょうか?

それは、「書く」ことで、脳幹網様体賦活系(RAS)
が刺激されるからです。
RASとは、脳幹から大脳全体に向かう神経の束。
神経のネットワークです。

確かに学校の勉強でも、ひたすらに書いて
覚えていた記憶があります(笑)
しかし今の時代(特にコロナでオンライン授業に
切り替わっている大学生は知っていて損はないと思う)、
大学の授業で板書する際にワードなど
使ってまとめている人も増えています。

プリンストン大学とカリフォルニア大学
ロサンゼルス校の共同研究では、
大学生を対象に、「手書きでノートをとる学生」と
「ノートパソコンでノートをとる学生」にわけて比較しました。

結果は、手書きの学生のほうが良い成績を上げ、
より長い時間にわたって記憶が定着し、
新しいアイデアを思いつきやすい
傾向があることが明らかになりました。

この結果を見ても、手書きで紙に書いたほうが、
より記憶に残りやすく、勉強効果が高いことが
明らかになっています。

―DO~圧倒的に結果を出す人の行動力~

ここまで、インプットとアウトプットを
繰り返すと自己成長に繋がると伝えてきました。
そのアウトプットの手段として、「話す」「書く」
を取り上げました。

3つ目の手段、それは「行動する(DO)」ことです。

本書では、「話す」「書く」以外のすべての
アウトプットを「行動する」という言葉で表現しています。

あなたがこのブログを読んで、アウトプットの
大切さに気付くとしましょう。
しかし気づきを得たとしても、
「行動する」ことをしなければ自己成長はできません。

本書でも書いていますが、

昨日までの行動と、今日の行動に変化がある。これが自己成長です。

「賢くなりたい」のであれば読むだけでもいいかもしれないが、

「変わりたいのであれば」行動あるのみ。

と仰られています。

自己啓発本セミナーでも同じことが言えますが、
何のために本を読んだり、
話を聞いたりしているのでしょうか。
やはり、「変わりたい」からではないでしょうか。

ここまででアウトプットの80の方法について、
本書では「話す・書く・行動する」と
3つに分けて紹介されているとお伝えしました。

そんなこと言われても、なかなか難しい...
そう思われているかたは、この本を
購入していただき自分の目で
最後までしっかりと呼んでいただくことを
おススメします!

また、行動に移してやってみたけど続かない...
そんなときにも、本書を読み返すことを
おススメします!

別の本の紹介にはなりますが、
僕も実際に参考にしている
この本を合わせて読んでみては
いかがでしょうか?

『やり抜く人の9つの習慣』

 

 

最後に

今回、『アウトプット大全』について
本の内容を紹介しながら、
80もあるアウトプットの方法を
「話す」「書く」「行動する」の
3つに大別してご紹介しました。

それぞれの具体的な方法は、
ぜひ本を手に取っていただければと思うが...

ぜひ冒頭にも述べた悩みがある方は、
この本を手に取り、あなたの悩みの解決に
活用していただければと思います。

たくさんの本を読んだり、
セミナーへ参加してインプットを
している方は、
ぜひアウトプットまですることで
あなた自身の自己成長へと
繋げてはいかがでしょうか?

 

今回僕がブログを通して、
本書の紹介をしているのもまさに
「行動する」に基づいて取り組んでいます。
インプットした内容をアウトプットすること
によって、自己成長へ繋げるために行っています。

 

(余談…)
本書でもブログを書くにあたっては、
独自ドメインの取得が紹介されている。
ドメインについて調べると頭のなかが
パンクしそうになったので、
僕が使用したツールを紹介しておきます。→→『お名前.com』


僕自身、この本を読む前は、アイデアがあまり
浮かばずに俗にいうアイデアマン
と呼ばれる人たちを羨ましがっていた。
しかし本にあるアウトプット方法を行ってからは、
思っていたよりもヒラメキが
多くあることに気づかされました。(笑)