【2021年9月最新】TDC week10【集客スキル】Instagramの正しい運用はコレ!|Instagram編[SNS|Instagram|集客]
前回の記事では、集客スキルとしてSNSのうち、なぜインスタグラムが集客において良いのかというお話をしました。
ではみなさんのなかで、Instagramを使って集客をしている方もいらっしゃいますよね。
あなたは、Instagramを使っているけど集客ができないっていう悩みを抱えていたと思います。
でも周りの店舗のアカウントはどうでしょうか?
ちゃんとフォロワーもいて、集客ができているお店も存在しているわけです。
ということで、今回は、Instagramの運用についてお話をしていきます。
わかっているようで、いざやろうとするとできていない人がほとんど。
結論、見たいと思うアカウントになっているかどうかです。
ポイントは5つあって、
①全体の構造理解
②プロフィール
③コンテンツ
④ハッシュタグ理解
⑤実際の運用
です。それぞれ詳しくお話をしていきます。
全体の理解
ポイントは2つあります。
1つ目に、お店のオフィシャルページを作るより「個人のInstagram」でお店の紹介を時々する運用を心がけましょう。
2つ目に、企業アカウントにフォローされてもあまり興味を持たないが、個人アカウントにフォローされると気になって色々みてしまう人が96%。
みなさんもそうじゃないですか?
お店だと広告に見えて、プロフィールを見ようとしませんよね?
よく見かけるのが「〇〇official」のように名前をつけていますが、オフィシャルはブランディング用途であり、集客用途ではないため、企業アカウントで集客をかけても効果はありません。
つまり、マーケティング用途で運用しなければならないのです。
もちろんブランディング用を持つことはいいですが、集客のためのマーケティング用ではないので集客を目的とするものではないと覚えておいてください。
では、集客用とはなんでしょうか?
スタッフのアカウントやシェフのアカウント、社長のアカウントといった個人のアカウントを運用することです。
スタッフと顧客の繋がりが生まれることで、お店への来店動機に繋がります。
実はこれ、田舎のスナックやキャバクラ、ホストなどでは前からある仕組みなんです。
このような仕組みが今、注目されてきています。
つまり、人は「人に会いにいく」ようになっているのです
では、顧客となる人たちは、アカウントのどこをみているのでしょうか?
それは、スタッフのライフスタイルです。
仕事の内容よりもプライベートの内容に興味を持っています。
でもライフスタイルってどうすれば?プライベートの内容ってどうすれば?
といった悩みも生まれますよね(笑)
だから、あなたが運用していくときには、人間味を意識した内容を発信していきましょう。
そのために、お店の中で一人の運用者を決め、その人が運用をする流れにする。コレに伴い、プロフィールも個人の名前を入れる運用にしてください。
そして、今後の運用は、6枚に1枚はその運用者を必ず写した写真を投稿することを意識してください。
そうすることにより、人間味が出てコメントやいいねをされやすくなります。
実際に人間味を出すとは、店内や仕事の写真だけではなく、プライベートの写真を投稿するなどが重要になります。
それは、人々はお店に興味を持つのではなく、まずは「人」に興味を持つからです。
これにより新規顧客の来店に繋がるとともに、ファンを作ることを意識するからこそ価格勝負にならずに長期的な集客に繋げることになります。
改めて、全体構造についてまとめると、力を入れるのは企業アカウントではなく、個人アカウントを運用することです。
では、個人のアカウントをどのようにしていくのかについてさらにお話をしていきます。
プロフィール
まず、プロフィールの記載は最も重要となってきます。
その理由が、プロフィールをみて5秒以内に離脱される割合が74%も占めているからです。
例えば、誰かがあなたのページを見て、一番最初にプロフィールを見られますよね?
ここだけ見て下までスクロールをせずに、5秒以内で離れる人たちが100人見に来たときに74人にもなるのです。
だから、プロフィールは最も重要だということがわかりますよね。
つまり、5秒以内に見られるプロフィールを作る必要があります。
そのために、次の内容で考えましょう。
- 箇条書きになっているか
- 誰に向けたプロフィールなのか
- 興味を惹きつけるタイトルか
- URLの動線誘導は完璧か
それぞれ詳しく見ていきましょう。
箇条書きになっているか
5秒以内に見てもらうためにも、相手に読みやすい文章を心がけなければなりません。
ダラダラと長い文章を書いても、相手は見た瞬間で読む気にはなりませんよね。
では、何を書いていけばいいのかということで、以下3つについてお話ししていきます。
誰に向けたプロフィールなのか
まずは、あなたのアカウントは誰に向けたプロフィールなのでしょうか。
カフェの店員ならば、カフェを探している人に向けたプロフィールにしないと意味がありません。
興味を惹きつけるタイトルか
誰に向けたものかを決めれば、どんな言葉に興味を持つかなどを考えて見ましょう。
例えば、あなたがカフェの店員なら、カフェに出かける人が興味を持つキーワードを取り入れるといいでしょう。
「仕事がはかどるカフェ」
「カラダに優しい食材を使ったカフェ」
こういったものを考えることもできますね。
URLの動線誘導は完璧か
URLは、お店のホームページやホットペッパーなどのサイトのURLだったりです。
これを載せるのはいいんですが、URLによっては文字数が長くなってしまうものも見られます。
この場合、そのまま載せるよりもURLを短くする機能を使うことで、見やすく整えることができます。
ぜひ活用しましょう。
コンテンツ
次に、スクロールしたときに見られるコンテンツについてです。
あなたのアカウントを見てもらうためにプロフィールは重要ですが、Instagramは写真投稿アプリです。
そのためコンテンツでは、次に重要なものになってきます。
そしてコンテンツの場合、FacebookやTwitterと違って、Instagramは集合体で表示されます。つまり、雰囲気を意識したコンテンツにしなければなりません。
そのために、次の6つを意識してください。
- 写真は9枚ごとの色使いを心がける
- 背景を多めに撮る
- アイテムや料理も遠目に写す
- 集合写真・自撮りはモデル以外NG
- ストーリー性を持たせる
- 6枚に1枚は自分の顔を入れる
それぞれ詳しくお話ししていきますね。
写真は9枚ごとの色使いを心がける
これは、パッと見たときに綺麗に魅せることが目的となります。
ここでゴチャゴチャした投稿だと、せっかくプロフィールで興味づけをしたのにも関わらず、コンテンツを見てもらえないと努力が水の泡となってしまいます。
また9枚ごとという理由は、プロフィールから下にスクロールしたときの画面に表示される枚数が9枚ということだからです。
投稿をする際は、色使いを意識するようにしましょう。
背景を多めに撮る
この理由は、結論、あなたのライフスタイルの一部を見せることにあります。
フォロワーはあなた自身に興味を持つというよりは、あなたのライフスタイルに興味を持っています。
例えば、どんなところにいるのか、どんなところで過ごしているのかといったところです。
つまり、写真も人物を中心に撮るよりも、背景を多めに撮ることでその瞬間の一部分を切り取ることでより人間味を持たせることができるからです。
背景を多めに撮るためにも撮影時に意識して欲しいのが、いつも撮る位置から6歩下がることです。
これにより、背景を多く写すことができます。
アイテムや料理も遠目に写す
よくありがちなのが、1つの投稿写真をコラージュして複数枚にまとめているといったことが見られます。
TwitterやFacebookであればいいのですが、集合体として表示されるInstagramの場合ではとても見にくい表示になってしまうためやめましょう。
また、アイテムや料理を撮る角度もバラバラでは統一感がありません。
どの写真も同じ角度から撮るなどを心がけることで、投稿されたものがキレイに統一されて見やすいものになります。
集合写真・自撮りはモデル以外NG
集合写真がなぜNGなのかについては、第三者から見たときに内容がわからないし、どれが本人なのかがわかりません。
身内ネタとして盛り上がることがあっても、第三者としては興味が湧きにくいからです。
自撮りに関しては、とんでもなく美男美女以外の人が自撮りをしたところで需要はありません。正しく伝えたいために言葉を選びませんが、一般人が自撮りをしたところで誰も得はしないからです。
以上の理由から、集合写真や自撮りはNGだと理解しておいてください。
ストーリー性を持たせる
例えば、カフェのアカウントならばカフェについての情報を発信するといったことです。
カフェのアカウントなのに、旅行情報やグルメ情報を載せるとアカウントに統一感がなくなり、顧客からすると何を伝えたいのかがわからないからです。
6枚に1枚は自分の顔を入れる
この理由としては、このアカウントは誰が運用しているのかがわからないと人間味がなくなり、企業の宣伝用のアカウントだというイメージを与えてしまうからです。
だから、6枚に1枚はあなたの顔を写した写真を投稿することを心がけましょう。
投稿内容
実は、この投稿内容、つまり文章でも大事な要素があります。
というのも、この文章を含めたコンテンツ作りは、アンフォローされないためには最も重要になってくるからです。
あなたは写真のフォルダ整理をしたことがありますか?
ほとんどの人があると思いますが、そのときにいらない写真は消しますよね。
Instagramを使う顧客も、フォロー整理として、時にアンフォローをしているのです。
この時にアンフォローされないために必要なことが2つあって、学べる投稿と共感できる投稿です。
つまり、あなたをフォローしておくことで相手にメリットを与えることができればアンフォローされなくなります。
例えば、あなたがパンケーキについての投稿をしたとします。
この時の文章で考えてみましょう。
①このカフェで食べたパンケーキ美味しかった!
②パンケーキ美味しかった!
「ちなみに秘密のレシピを教えてもらったんだけど、
ふわふわパンケーキを作るのは水じゃなくてサイダーを入れるんだって!」
①と②の内容では、どちらがあなたにとってメリットがあるものでしょうか?
もちろん、②の内容ですよね。
こういったような文章を意識するように心がけましょう。
しかし、毎回文章を考えるのって大変だし、何を書けばいいのか迷いますよね。
そんなあなたへ伝えたいのが、「?、!、。」の構成で考えることです!
例えば、次のような文章を作ることができます。
「ミネラルは体内で作ることができないって知ってる?
だから体の外から取り入れてあげないといけないの!
最近、体調が悪いなっていう人はミネラルを含んだ料理を意識してみてね。
ちなみにうちの店舗でもミネラルを含んだ料理を提供しているから、気になる人はホームページを見てみてね。」
いかがでしょうか?
ぜひあなたも意識をしてみてください。
ハッシュタグの理解
よくたくさんつけている人を見かけますが、実はハッシュタグをつけすぎても意味がないって知ってましたか?
結論、ハッシュタグは5個を目安にして、同じキーワードを2つ含めることが最適です。
例えば、#映画#映画鑑賞などになります。
では、どうしてでしょうか?
ハッシュタグをつけすぎると、Instagramのアルゴリズムが反応せずに効果が出ないということに繋がります。
そもそも、なぜハッシュタグという機能があるのかを理解しなければいけません。
ハッシュタグとは、Instagramが投稿をカテゴリわけするための機能です。
例えば、#グルメや#旅行などがありますよね。
しかし、ハッシュタグをたくさんつけるとどうなるでしょうか?
Instagram側からすれば、結局どのカテゴリになるのかを判断することができません。
だから、ハッシュタグをつけすぎると反応せずに効果が生まれないということになるのです。
そして、このハッシュタグを活用したブランディング形成と集客が行えます。
というのも、あなたのお店に来店した人が使う特定のハッシュタグを用意しておくことです。
例えば、#福岡おしゃれカフェ〇〇 というタグをつけて投稿するとドリンク1杯無料といったキャンペーンを行いましょう。
すると、ハッシュタグの件数が増えていくとあなたのお店へのブランディングが上がるとともに、人気なお店だから来店しようといった集客を行うことにもつながるからです。
実際の運用
では、実際の運用はどうなるかについてお話をしていきます。
フォロワーを増やしたり、フォロー後の関係性をどう築くのかといったところですが、大きく5つに分けられます。
- フォロー施策
- リスト管理
- コメント・DM
- 継続認知
- 再来店獲得
それぞれ詳しく説明していきますね。
フォロー施策
まずは、フォローをしてもらわないといけません。
では、こちらから自然にフォローするにはどうすればいいのか?
そこで、来店客に「インスタやっていますか?」、またはフォローしてもらったら5%OFFなどと特典を用意しフォローしてもらうことです。
「インスタやっていますか?」と聞くときは、来店された様子をストーリーで撮影して来店客のアカウントをメンションすることがスムーズに行うことができます。
ちなみに、ラインの交換はオススメしません。
その理由は、PUSH通知になり、相手へノイズを与えてしまうからです。
(※詳しくは前回の記事を見てみてください。)
ここでよく勘違いされているのが、あなたがフォローをしないことです。
フォロワー数が多くてフォロー数が少ない方がいいなどと思っているかもしれませんが、これだと関係性が薄くなってしまいます。
理由は、リピートに繋がらないと意味がないからです。
あなたのお店に、一度来てもらえればそれでいいですか?
何回も来てもらい、リピートしてもらう方が売り上げにも繋がり、集客のコストを書けないことにも繋がりますよね。
新規顧客の獲得は、既存顧客の獲得よりも5倍の労力とコストがかかります。
リピーターづくりは、経営をするにあたってかなり重要なポイントとなります。
リスト管理
次に、フォローしてもらったらどうするのか。
そこで、フォローしてくれた方のInstagramをエクセルなどのデータ管理を用いて、アカウント名を一覧化し、管理していきます。
このときに、その日の特徴や話した話題なども一緒にメモをしておくと、次回来店時に前回の話をすることで相手との距離を詰めやすくなります。
コメント・DM
フォローしてもらってからは、相手に忘れられないようにすることが大切です。
そこで、コメントやDMなどで接点を持つことが大切です。
この理由は、コメントやDMなどで絡んでいると、Instagramのアルゴリズムから「仲良いのかな?友達かな?」と思われるようになります。
すると、投稿したときやストーリーを載せたときに上位へ表示されやすくなり、相手の目に留まるようになるからです。
コメント
定期的にその方の投稿やストーリーなどにコメントを入れます。
例えば、料理の写真を載せていたら「美味しそうですね。私も行ってみます。」など人間味があるコメントをします。
※「またご来店ください」などのビジネス感は出さないこと。
DM
来店当日の営業終わりなどに、「今日はありがとうございました。またきてね。」という感じで挨拶をします。
※「キャンペーンします」などのビジネス感は出さないこと。
継続認知
人がお店を選ぶ理由のほとんどが「なんとなく」で選んでいます。
ということは、先ほども伝えたようにあなたとの関係性を築くことで、髪を切りに行くなら「あなたのお店」に行こうかなといった心理状態が生まれます。
だから、月中と月末は必ずコメントをするなどして接点をもつようにしましょう。
そうすることで、ビジネス感がでない親近感を持たれるアプローチができ、かつ忘れられないように継続認知を獲得することができます。
再来店獲得
これまでのことを続けることで、再来店やリピートの獲得に繋がるということはお伝えしてきたと思います。
理由は、Instagramのアルゴリズムにて頻繁にコメントやDMをすることで「繋がり度」や「関わり度」が高い人の投稿が上位に出ることから自分の投稿もしっかりとみられるようになるため、期間限定キャンペーンなども見逃されにくくなります。
以上で、ここまでの説明が終わりました。
これらをやる上での注意点として、「絶対にインスタでは商品の宣伝をしないこと!」
これをしてしまうと、フォロワーが減ります。
というのも文章がポイントです。
例:「新作がでました!今なら1万円引きです。」
コレだとNG!!!
本当にやめてください。
では、どうするのか?
例:「今日はこんなコーデをしてみたよ!興味があったらサイトを見てみてね」
コレならOK!!!
なにが違うのかというと、宣伝をしているんだけど宣伝ではないということです。
難しいのですが、この例でいうならば、商品の紹介ではなくあなたの紹介をしているということ。
つまり、自然にあなたのファンになり、自然にあなたの身の回りのモノのファンになるのがベストです!
しかし、これらをやったとしてもすぐにフォロワーが増えるということはありません。
長期的に続けることが大事になってきます。
さらに、続ける上で「あなたからのアクション」をするということがポイントになってきます。
それが「フォロー・コメント・DM・いいね」をあなたからアクションしていくことです。
しかし、これらを全部やるとなると、かなり負担のかかることになります。
では、どうすればいいのか?
もちろん、方法はあります。
が、今回の記事が長くなってしまったので、もし詳しく聞きたい!などがあれば以下のサイトをみてみてください。
お店の集客をあげるならTDC|中小企業でも大手に負けない集客施策を立案、運用のサポートをします。|集客支援 | T's Design Company
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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