【カメラ初心者必見】カメラの基本設定と覚えておきたい6つのフレーミング!

こんにちは、TAKUMIBLOGです。

 

今日はカメラ初心者にはぜひ見てもらいたい、撮影の時の知識やテクニックをMUPでの学びを通して紹介していきます!

 

 この記事を読むことで、カメラの設定についての最低限の知識がつきます。また写真撮影や動画撮影のときにも使える6つのフレーミングを知ることで撮影の幅も広がります!

  

 

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4つの撮影モード

どのメーカーのカメラも4つの撮影モードが備わっているはず。それぞれの機能を理解していきましょう。

ちなみに、これらは露出モードとも呼ばれ、露出を決める3項目であるシャッタースピード/ISO感度/F値を調節してくれる設定です。

 

まずは4つのモードについて理解を深めていきましょう。

Pモード(プログラムオート)

Pモードとは、露出を決める3項目をすべて自動で決めてくれます

自動でいい感じの明るさに調節してくれるので、初心者のときはまずはこれで撮ることをおススメします!

Sモード(シャッター優先オート)

Sモードとは、シャッタスピード(SS)は自分で決めて、F値はカメラ側で設定してくれます。

SSを早めると水しぶきが細かく写り、遅めにすると残像を残して撮ることができます。

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Aモード(絞り優先オート)

Aモードでは、F値を自分で設定できるが、SSはカメラ側で設定してくれます。

ボケ感を残してあげたり、風景にピントを合わせて撮りたいときに使います。

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 F値を設定するということは、絞りを調節するということです。

F1.8だと絞りは開いてボケる写りになるますが、F8.0 と大きくなるほど絞りは閉じてボケない写りになります。

Mモード(マニュアルモード)

Mモードでは、すべての項目を自分で設定できるので、描写の幅が広がります。

しかし、初心者には設定が非常に難しいです...。

 

撮影モード SS 絞り値
Pモード カメラが決定 カメラが決定
Sモード 撮影者が決定 カメラが決定
Aモード カメラが決定 撮影者が決定
Mモード 撮影者が決定 撮影者が決定

ここまではモードの紹介でした。

続いてはシャッタースピード/ISO感度/F値に勉強していきましょう。

FPSについては絶対に理解しよう

FPSとはフレームパーセカンドのことで、1秒間で何枚の写真を撮るのかを表す単語です。

30fpsなら、1秒間に30枚を撮ることになります。これを理解できると、編集の時に効率があがります!

枚数がどのくらいなのかによって、容量をどれだけ食うかに影響するので活用シーンを踏まえて設定しましょう。

※小さいとカクカクして、大きいと滑らかでスムーズな写りになります。

 

FPSで撮影する場合は、スローモーションを作成したいときになります。FPSだと1コマの間隔があくので、ぎこちない映像になるからです。

 

編集で映像素材をスローモーションにするなら60fpsだし、しない場合は基本24-30fpsで設定しておくといいでしょう。

シャッタースピードとは

 シャッタースピード(SS)とは、カメラにある撮像素子(センサー)に光を当てる時間のことです。

簡単なイメージとしては、シャッターが開いている時間のことでもあります。SSの設定は、30秒~1/8000秒まで幅があります。

 

SSを変えると何が変わるのかという話ですが、これは被写体の写りが変わってきます。日中の撮影では、SSは少し早めるくらいがよいでしょう。

またSSが遅い設定にする場面は、ほとんどが花火や星空を撮るときに使われます。ただし、遅くするときはブレないように三脚を使用する必要があるので気をつけましょう。しっかり固定できていないと、取り込んだ光がブレてしまい軌跡のようになってしまいます。

手持ちの場合、遅くできても1/50秒や1/100秒が限界だと思います。

 

ちなみに、SSは地域によって設定値を変える必要があります。これは、主に関東と関西で使い分ける必要があると覚えておいてください。

その理由としては、関東と関西での周波数が違うからです。関東だと50Hz、関西だと60Hzになっています。

だからSSの設定の時は、関東では50の倍数で、関西では60の倍数を基準に設定をしましょう。

ISO感度とは

ISO感度とは、光を受け取る能力のことで設定値は50~51200まであります。ISO 100/ISO 400...etc

 

ISO感度を変えるとどうなるかについてですが、以下のように変わってきます。

①ノイズが発生する ②明るくなる

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ISO感度50の場合だと、ノイズは少ないが暗い写りになります。

ISO感度8000の場合だと、ノイズが出てくるが明るい写りになります。

これらを変える場面だと、光量が少ない朝方・夕方・室内のときになります。写真の写りを明るくするための最終手段です。

F値とは

F値(絞り値)とは、光が通る穴の大きさのことです。

F値を変えるとどうなるかについてですが、以下のように変わってきます。

①明るさ ②ボケ感

初心者必見!一眼レフカメラ道場】F値とは | 6666666

f/2.8 被写体深度が浅い状態です。ピントの合う範囲が狭く、ピントの範囲外はボケるので、手前やピントの奥はボケる写りになってきます。

f/8 ピントの位置の前後まではピントが合うようになる

f/22 被写界深度が深い状態です。ピントの合う範囲が広く、すべてにピントが合うようになります。

(イメージは下の写真を参照してください)

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これを理解できていると、レンズ選定に役立ってきます。

理由としては、F値がボケ感をコントロールでき、映像をグッと目立たせることができます。これにより、ユーザーの目線誘導をF値ですることもできるので、ボケ感をいかに自分自身でコントロールするかが重要になります。

撮影時に覚えておきたい6つのフレーミング

撮影をするときには6つのフレーミングがありますが、寄りと引きの違いです。寄りと引きの意識をできると、映像のバリエーションが広がります!

写真でも動画でも活用できますので、覚えておきましょう。

 

ロングショット:引きの映像 人物より背景が大部分を占めている

→場所の雰囲気、登場人物がどこにいるのか?を伝えるときに使います。

一眼だと広角レンズを使うと効果的

 

フルフィギュア:人物のつま先から頭まで全身を写す

→人物とその場所を伝えるときに使います。

 

ニーショット:人物の膝から上

→人物の表情や動きがを伝えるときに使います。

 

エストショット:おなか付近から上

→ニーショット寄りも人によっているので、より表情や動きを伝えるときに使います。

 

バストショット:胸部から上の構図

→人物により注視させるときに使います。YouTubeVlogなどで多いです。

 

クローズアップ:更に人物に寄った構図

→目線や表情がより伝わるので、映像の雰囲気を描写できる ex)緊迫感

 

6つのフレーミングを紹介しましたが、寄りと引きの意識をすることを覚えておくとよいでしょう。

ちなみに、寄りの映像を撮影するなら、単焦点レンズやマクロレンズが使いやすいです。引きの映像を撮影するなら、広角レンズやドローンが使いやすいです。

 

 

ここまで【カメラ初心者必見】として、カメラの基本設定と覚えておきたい6つのフレーミングについて紹介してきました。

初心者のときは、まずはカメラを楽しむことを大切にしましょう!その楽しむために、知識をつけ、できることを増やすと楽しさの幅も広がります!

 

ちなみに冒頭でもあったMUPについて、「なに?」って思われた方は過去の記事をぜひみてください!

takumiblog.hatenadiary.com