【2021年9月最新】TDC week3【事業立案スキル】環境分析をして市場を理解しよう|実践編[3C分析/SWOT分析]【起業】【副業】
こんにちは、TAKUMIです!
前回の記事では、事業をつくるにあたってのアイデアをどう出していくのかについて紹介しました。
しかし、それだけでは事業立案が終わりではありません。
そこから、本当に実現できるのか?どのくらいの市場規模があるのか?ニーズはあるのか?といったことについても考えていく必要があります。
いざ考えようとしても、「ネットや本には情報が多すぎてわからない」という悩みを抱えたことはありませんか?
ということで、今回はサービス設計のについて紹介していきます。
これを知ると、あなたは、環境分析を踏まえて基本戦略を考えることができ、施策へと落とし込むことができます。
結論からいうと、3C分析→SWOT分析→STP分析→4P分析→4C分析といった内容になります。
それでは、やっていきましょう!
まずは理解が必要
まずは、なぜこれらが必要なのかを理解しなければいけません。
例えば、あなたがホームパーティーを開催すると考えてください。
自宅には何人くるのか、どんな人がくるのか。
冷蔵庫に用意している食材はなにか、足りない食材は何か。
そして、一人当たりの予算からいくらまで使うことができるのか。
こういったことを把握できていないと、何をすればいいのか、なにができるのかといったことがわかりませんよね。
このことは、ビジネスに置き換えても同じことがいえます。
つまり、最高のパフォーマンスをするには、最高の戦略が必要になってきます。
それでは、あなたのビジネスをより成功するものへと近づけるために、フレームワークを用いて考えていきましょう!
業界ををしよう
3C分析の活用
3C分析とは、顧客(Customer)・競合(Competitor)・自社(Company)の頭文字をとったもので、ビジネスを行っていくにあたり市場の関係性を理解するのによく使われるフレームワークです。
3C分析をやるにあたって、まずはコレを理解しておきましょう。
それは、顧客ウォンツと顧客ニーズです。
たいていの人は、顧客ニーズだけで考えているのですが、そんなことをしているとゴールの見えない迷路へ迷い込み、先に進めなくなってしまいます。
なぜ理解をしないといけないのかというと、例えばカフェを例にして考えてみましょう。
顧客ニーズは、美味しいコーヒーが飲みたい・ゆっくり滞在したい・居心地のいい空間が欲しいだったとしましょう。
では、このニーズを満たすために必要なことを挙げだすとキリがありません。
何個も何個も出てくる挙句、結局何が一番大切なの?というスタートへ降り出しとなってしまいます。
そして、最悪の場合、顧客ニーズだけを考えてローンチしたもののお客さんは一個も来ないなんてことにもなりかねないのです。
そうならないためにも、顧客ウォンツと顧客ニーズはわけて考えることが大事になってきます。
以下の例を元に、実際に3C分析をやっていきましょう。
手順①:顧客ウォンツを書き出す
まずは、顧客はなぜカフェに行くのかを考えます。
あなたの考えつくものでも、周りの人へ聞いてみるのもいいでしょう。
ではこの場合は、「仕事をしに行く」をピックアップして次を考えていきましょう。
手順②:顧客ニーズを書き出す
次に、その顧客ウォンツを持つ人は、何を求めているのかを考えます。
ココも同じく、あなたの考えつくものでも、周りの人へ聞いてみるのもいいでしょう。
「仕事をしに行く」の場合は、何を求めているでしょうか。
それは、Wi-Fiやコンセント、店内の居心地だろうなと考えることができますね。
となると、この顧客ニーズは最低限必要なものになってきます。
だって、このニーズを満たせていないと、お客さんは来てくれませんからね。
手順③:競合と比較する
では、さきほど出したニーズを、次のように書き出してみてください。
左側に、ニーズを書き並べる。そして、自社と競合を書き、ニーズを満たすものは「ある」「ない」で比較していきます。
これにより、自社の強みと弱み、競合の強みと弱みを把握することに繋がります。
戦略目標をたてよう
SWOT分析の活用
SWOT分析とは、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機械(Opprtunity)、脅威(Threat)の頭文字をとったもので、マーケティング戦略立案における環境分析ステップで、自社にとっての市場機会や事業課題を発見するのに使われるフレームワークです。
では、先ほどの3C分析の結果を用いてやっていきましょう。
手順①:強みと弱みを書き出す
先ほどやった自社と競合の比較した結果を、強みと弱みに書き出します。
強みの場合は、自社がもっているものを。
弱みの場合は、自社が持っていないものを。
それぞれ書き出すとよいです。
手順②:機会を書き出す
機会については、これがあったらもっと売り上げが上がりそうだなということを書いてください。
ここは自由にブレストをしてもらって大丈夫です。
手順③:脅威を書き出す
ほとんどのところはないものにはなりますが、社内全体で認識をしておかないといけない脅威を書き出すといいでしょう。
ここについても、自由にブレストをしてもらって大丈夫です。
3C分析とSWOT分析を整理する
3C分析とSWOT分析により、業界分析を行うことができました。
仕上げにこれらを整理して、自社の強み(USP=Unique Selling Point)を把握しましょう。
顧客の「なぜカフェに行きたいのか」というウォンツには、
仕事をしたい、ゆっくりしたい、写真を撮りたい、美味しいご飯を食べたい
などがあります。それに対して、競合は、食べ物や写真に対するニーズを提供している。
しかし、仕事のしやすさに対するニーズは競合にはなく、自社にあるものだったらそこにはバリューが生まれます。
これが競合にはなく、自社にある強みであるUSPとなります。
これが分かれば、自社が伸ばす場所、勝負すべき場所を把握することができます。
まとめ
まずは、ここまでの話を整理しましょう。
自社の強み、競合の強みを把握しました。
自社のネクストチャンス(機会)を把握しました。
自社の捨てるべきことや伸ばすべきことを把握しました。
これにより、最初の戦略を作ることができました。
では、ここからは、自社の強み=バリューを高める方法を紹介していきます。
しかし、一度のインプットの量が多すぎると、頭が追い付かなくなるので今日はここまで。
次回は、バリューを高める方法としてSTP分析を、そこから施策に落とし込むための4P分析、4C分析についてお話をしていきます!
もし、具体的な方法について知りたい!などがあれば、続きの話を次回以降のブログで詳しく説明していきますので、みてみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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